氷柱葉

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冬の朝、静かにそしてひとえに真直ぐにひとかけらのくもりなく伸びる氷柱。それが自分のすべてであることを知っている氷柱は、役割を終えた枯葉とともに冬の朝を静かに演出します。春になり役割を終える自分の定めを内に秘めながら。日本の美意識の原点にはこんな自然からのメッセージも無意識の内に抱合されていたのですね。                                                    
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